無題
雨音に耳委ねて歩いて
背筋に入り込んだ雫に慄き
水煙が視界を奪う
歩を進めれば滑り、時に転び
誰かを求めれば雷が声を飲み込んで
気がつけば惨めな傷と後悔にまみれている
生きる事は選択の繰り返し
捨ててしまった可能性が
私の影となり、私を追いたてる
ただ、思う
雨のない道中など味気ない
後悔が身を削る人生こそ
生きてきた証なのだと
背筋に入り込んだ雫に慄き
水煙が視界を奪う
歩を進めれば滑り、時に転び
誰かを求めれば雷が声を飲み込んで
気がつけば惨めな傷と後悔にまみれている
生きる事は選択の繰り返し
捨ててしまった可能性が
私の影となり、私を追いたてる
ただ、思う
雨のない道中など味気ない
後悔が身を削る人生こそ
生きてきた証なのだと
by ryo-ta-n | 2013-06-23 04:29