無題
花散る影に貴方を描き
曇る空に私は時を止める
花の塵が舞い上がり
埋めた記憶が再び息吹き始める
流した悲しみに浮かぶ花筏
戻り得ない枝は昔日
どこまでもが桜吹雪
どこまでもが終わりを告げる
全てが去ったならば
枝は新たな葉を宿す
晩春
今宵も私は終わりから始まりの隙間を
ただ彷徨い続ける
曇る空に私は時を止める
花の塵が舞い上がり
埋めた記憶が再び息吹き始める
流した悲しみに浮かぶ花筏
戻り得ない枝は昔日
どこまでもが桜吹雪
どこまでもが終わりを告げる
全てが去ったならば
枝は新たな葉を宿す
晩春
今宵も私は終わりから始まりの隙間を
ただ彷徨い続ける
by ryo-ta-n | 2011-04-09 00:27 | 雑記