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無題

傷ついていても、知らん振りをするのは意外と簡単

悲しんでいても、笑顔でいるのも意外と簡単

でも、過ぎた日々に暮れる時、自分を欺くのは難しい


傷ついた理由を、自分に求めるのは意外と簡単

悲しんでいる理由を、記憶に求めるのも意外と簡単

でも、朝な夕なに流れる涙に暮れる時、あなたを憎むのは難しい


傷つこうとも、紡いできた日々を思い起こすのは意外と簡単

悲しもうとも、紡ごうとした日々を思い描くのも意外と簡単

でも、あなたと紡げない今に暮れる時、歩いて行くのは難しい


年惜しみ、縁惜しみ、季節を惜しむ
そんな愚かな僕です
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by ryo-ta-n | 2010-12-31 07:44 | 雑記  

無題

忘れればいいと言う友達もいれば
新しい縁を見つければいいと言う友達もいて
そのどちらもが尤もだと思うのに
僕は頷くことができない


今までと同じだと、そう思っていた
全ては連なる日々のささいな出来事、そう思っていた
でも何が違うのかと聞かれれば
僕はその答えをうまく説明できない


あの時間は、冬の花火
どんなに遠くなっても、澄んだ空気の果てにはっきりと浮かぶ花火
一瞬の思い出となっても瞼の裏に焼き付いた、冬の花火
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by ryo-ta-n | 2010-12-31 02:25 | 雑記  

無題

千の言葉を紡いでも
万の涙を流しても
およそこの寂しさを
埋められない

時間が記憶を削ごうとも
命が記憶を積み重ねようとも
およそあの幸せを
忘れられない

今はただひたすらに
負った傷から
当て所を失った想いが
ぽろぽろとこぼれるがまま
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by ryo-ta-n | 2010-12-30 12:40 | 雑記  

無題

しじまなる暁が出づる刻
冬が朝に満つる想いが丈
幾度の光を拝み、幾度の闇に祈れば
君が御胸は我が胸中を知らん

しじまなる月が還る刻
うつろう満天に託す想いが丈
幾度か君が声を我が耳に求め、幾度か君が掌を我が躰に求める
我が懸想や尽きるを知らず

しじまなる君
羸る我が命なれど
縁が時めきて、現にてともに在らんことを
我らを隔てし全てを超えて、ただここに願わん
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by ryo-ta-n | 2010-12-25 07:38 | 雑記  

無題

冬の夜空に舞うカラス
抜けるように澄んだ闇の中で、黒い翼を大きく広げて飛ぶ

探しているものの在処はわかるのに、街の光に溶け込んでいて、辿りつけない
黒い翼では、あの街には溶け込めない

遠く離れたこの場所から、夜毎に焦がれながら求めるだけ
隠れるように、拒まれるように、ひたすら遠くから

賢しらだ、狡猾だと言われ、傷ついてしまった翼をそっと折りたためる大きな木を
今夜も啼きながら探し続ける
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by ryo-ta-n | 2010-12-22 13:11 | 雑記