カテゴリ:ダンス( 7 )

 

今踊るこの時

改めて舞台の上で踊って感じた。
踊るということはこの上なく素晴らしい。


楽しいではない、素晴らしいのだ。


今まで自分が培ったものを全て放出するあの時。
それは単純にダンスのスキルだけの話ではなく、
自分の人生で経験し、感じてきた一つ一つの出来事を
すべて織り交ぜながら、自分の手で、足で、体で、
自分の言葉だけでは語りえない「何か」までをも描いていく作業。


うまく踊れる、踊れないは、その次元ではさして問題ではない。
自分が納得できる踊りをできたかどうかが、一番の問題なのだ。


踊るその瞬間、いつも僕は僕を超えている。
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by ryo-ta-n | 2006-08-21 23:00 | ダンス  

今のWISH

さて、春合宿が終わったわけだけど、なんとなくだけど自分の中では一区切りついた気がする。
一月から動いてきた26代に対して、俺の中で一石を投じることになったっていうのが
今回の合宿の感想かな。

勿論自分のダンスのスキルがどーだとか、
早退して不完全燃焼だとか、そういう感想もあるんだけど、
WISH全体のことを考えるとそういう意見ではなくて、上で言ってるような感想になるってことね。


何がそう思うかっていうと、nizmは仲がいいとは思うんだけど基本上っ面だなーって思った。
だってあんだけミーティングやっても全く喋らない人もいるし、
仮にミーテで性格的な理由から意見を言いにくかったとしても掲示板にも書きもしない。
今回のミーテでは数分間沈黙が支配した時があったけど、
あの瞬間俺は本当に焦ってた。

今年の初めのミーテでしょーこが
「26代はなんでも言える代」って言ってみんな頷いてたけど
現時点では全然実行できてないなって正直思う。
衝突するのが面倒くさかったり、怖かったり、みんな色々あるとは思うんだけど、
「いいもの」を創るならそういうのって避けて通れないものじゃないのかな…。

それからnizmの基本的な体質の一つとして自分の担当でないことには人任せだなぁ、と俺は思う。
それはずっとOPの曲募集をかけてるのに相変わらず誰も持ってこないことでそう思う。
意見はあるんだけど、言わない。
で、普段あまり考えてないからミーテも思いつきの薄っぺらい意見が殆ど。
だからいつまで経っても五月祭自体の主軸をなすものがコロコロ変わる。
改善できるところは勿論改善していくべきだけど、一つ前のミーテで決まったことを
毎回毎回次のミーテでやっぱり変更、というのではいつまで経ったって前に進みはしない。
一度これと決めたなら、ある程度のリスクは覚悟して、
積み上げていかなきゃ駄目なんじゃないのかな?
極端な話、五月祭の一週間前まで主軸の変更を繰り返して、
結局煮詰まらなくて薄っぺらいモノを創ることになっちゃうんじゃないのかな…。

それよりかはある程度リスクがあっても、今のうちから煮詰めていって厚みのあるモノを創るほうが
俺はいいと思う。

俺は、ね。


勿論みんなWISHのことをそれぞれ考えてると思う。
曲責になってる人はそれを素晴らしいものにしようと努力してるのもよく分かる。
でも、それだけじゃまだ足りないんじゃないだろうか?
各ナンバーだけがよければそれでいいんだろうか?

そんなことないよね。
その小さな真珠の玉みたいなナンバーが一つにまとまって、
全体としての連なりが出来なければきっとツマラナイものにしかならないと思う。
玉は首飾りになれば、観てる人の心に残る輝きは何倍も強いものになると思うもの。


議事録を読み返してみたけど、今のところ自分の管轄以外をフォローする人はいないと思う。
お互いが助け合うことがnizmの目標だけどまだまだだなって感じざるを得ない。


繰り返しになってしまうけど、曲責は自分の班のことで手一杯なのはよく分かる。
でも、だからといってそれを理由に他を我関せず、ではお粗末だと思う。

全体のことにまで頭が働かせられないならミーテなんかやらないで、
一つ一つのナンバーに磨きをかける時間を作ったほうがいい。
そういう意味では合宿中にひろこが言っていたことは実に的を得ていたよ。



このまま意識的変化がないのならきっと12月公演はコケルと思う。
そしてそんな無様なマネはしたくない。
そんな風になるなら俺は公演には出ない。
でも、それよりもやることをやらずに「出ない」なんていう卑怯なマネはもっとしたくない。

たとえ誰かと議論を交わして関係がこじれたとしても、
たとえ皆から嫌われて鼻つまみ者になったとしても、
もっともっとみんなの心に渦巻いてるキレイな想いもキタナイ想いも俺は引きずり出して、
もっともっと遠くを目指していきたい。

だって、nizmのこと大好きなんだもの。
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by ryo-ta-n | 2006-04-02 04:07 | ダンス  

基礎

ダンスで一番難しいことって何?ってこの前クラスの友達に聞かれた。

人それぞれあると思うけど、俺は基礎だと思う。
基礎がないと応用には行けないし、振りも踊りこなせない。

でも、それだけが難しいと思う理由じゃない。
やっていて一番辛いのが俺の場合基礎。
基礎だけだと誤魔化しは利かないし、
しかもある程度のところまで上達した後は相当練習しても雀の涙くらいの上達しかしない。

更に上達がなかなかできないくらいまでのレベルまで達すると、
困ったことに振りを踊ることがある程度ならできてしまう。
単純でなかなか改善されない基礎を練習するより、
振りを踊ることに流れがちになってしまう。

勿論振りを踊ることでしか習得できないものもあるのだけれど、
それは純粋なダンスそのもののスキルとは別のものである気がする。
「振りを踊る」ということと「ダンスが上手い」というものは別のものだと俺は考えてるんだよね。
振りを練習することは何かを表現する力や、曲の雰囲気を昇華させることに
フォーカスを定めることだと思う。

話を戻して、基礎のことについて。
例えばトリプルのターンをするには、まずシングルのターンが出来なければ当然出来ない。
軸の取り方だったり、首の切り方だったり、足先だったり、
色んなことがターンをするのに必要とされる。
でも、ある程度練習していくとシングルで、そしてトリプルでターンができるようになってくる。
じゃあ、トリプルのターンを今度は集中的に練習していけばいいのか?

それは違うように思う。

トリプルのターンができるようになっても、シングルのターンは練習しなければいけない。
極端なことを言えば、トリプルターンを1回練習するなら、
その前にシングルターンを100回練習しないと得るものはない。
シングルのターンの中にありとあらゆるエッセンスが詰まっているから。
トリプルのターンばっかりやっていたってトリプルのターンの見栄えはちっともよくならないし、
本質的には何も変わらない。
シングルのターンを何度も練習したほうが、ずっとトリプルのターンに反映されるものだと思う。

およそダンスが上手いと言われる人は基礎ばかり練習してる気がする。
奥が深くて、でもやっているともどかしくなって、
果てはつまらなく感じてしまう基礎を毎日毎日繰り返している。

時々、自分のことを「上手い」と思ってる、ダンスをやっている子がいる。
確かに周りの子と比べるとナンボかは上手いかもしれない。
でも、プロと比べたらどうだろうか?
スクールでクラスは持てるレベルなんだろうか?
見た人全てに感動や興奮を感じてもらえる自信はあるのだろうか?

他人は他人、自分は自分。
ダンスは満足したら、その時点で成長は止まる。
飽くなき追求と自制心、この二つを以って宝石になれる可能性があるんだと俺は信じてるし、
その二つをいつも持てるように心がけながら練習しているつもりだ。
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by ryo-ta-n | 2006-02-08 03:25 | ダンス  

最高のステージへ

六日前の千秋楽をもって自分達26代たちが、いよいよWISHのトップになった。
やっとなったかぁ!っていうのもあれば、とうとうなってしまったかぁ…、っていうのもある。

やりたいことはいっぱいある。
アイデアノートに書き溜めたものを見れば決して少なくはない。
やる気も十分にあると思う。
いい仲間も一緒にいる。

でも、今は本音を言ってしまえばとてつもない期待感同様、とてつもない不安がある。
臆することなく言えば、その不安は日に日に大きくなるばかり。


やりたいことはあるものの、それを昇華させるだけの知識とスキルが自分にはまだまだないと思う。
ミュージカルやダンス、オペラにストレートプレイ、クラシカルステージにニュージャンル、
今まで色んなジャンルのステージを観て盗めるものはできるだけ盗んできている。
ダンスもWISHに行けない日が続いたけど、毎日何かしらの練習をしていた自信はある。
それでも、経験も集中力もまだまだ足りていないと思う。


学校との兼ね合いも、来年からポリクリで朝からずっと一日中病院にいないといけないから、
患者さんやドクターの前で気を抜くわけにはいかない。
今までみたいに教室で居眠りとかはできないし、ボーっとするわけにもいかない。
テストはなくても、毎日ドクターに質疑応答されるから、勉強をほうっておくこともできない。
夜勤実習だってある。



全てをそこそこ良いものにするだけなら、俺はできると思う。
でも、そんなのは絶対に嫌だ。

全ての観客を感動させるステージを、
全ての出演者が言葉に出来ないほどの満足を噛み締められるステージを、
一切の妥協を排除したステージを、
そこそこじゃない、最高のステージを、
俺は創りたい。


nizmのみんなはどう思っているんだろう?
どのくらいの不安があって、どのくらいの意気込みがあるんだろう?
どれくらい俺のことを信用してくれているんだろう?
いい仲間だけど、もっともっとMTみたいな事務的なこと以外でも話さないといけないと思う。



nizmがWISHのトップとしての座についてから、もう既に一週間が過ぎようとしている。
本当に時間が経つのは早い。
なにかにのめり込んでいればきっとなおさらだと思う。
よくよく考えて行動しなければ、とんでもないことになるだろう。

確かにLINEにおけるnizmのEDは素晴らしかった。
観ていて涙が止まらなかった。
荒削りな部分もあったけど、あの時点ではあれは最高のカタチで披露できたと思う。

しかし、あれは飽くまであのLINEの一部であってLINEではない。
あのEDを完成させるまでに、相当な努力をみんなしたものと思う。
途中で降りてしまった俺には分からないくらいのものを、きっと乗り越えたんだと思う。

でも、今度は一つのナンバーじゃない、
全てのナンバーを、公演そのものを、同じように仕上げないといけない。
EDはnizmだけだった。
だからこそ言いたいことは言えただろうし、結束力も強かったと思う。
でも、今度は27代、28代だってまとめないといけない。
更に各自それぞれ公演の仕事も平行して行わないといけない。

もう自分一人のことだけを考えてなんとかなる時期は終わってしまった。



はたして、どこまで自分たちnizmは行けるんだろうか。
きっとその気になればどこまでも行けると俺はずっと前から信じてる。
ただ、いつから全員が「その気」になるんだろうか。
一人でも欠けてはいけない、全員がである。
一人でも欠ければそこから全てが崩れ落ちるに違いない。

それともLINEに出ていたみんなはもう既にその気なんだろうか。
既にゆるぎない信頼関係を構築したんだろうか。
だとすればLINEに出れなかった自分に焦るばかりである。



三月に入ればもう新歓イベントの準備をしなければいけない。
それが終わればすぐ五月祭で、そのまま公演のことを練りながら夏合宿。
そして立て続けに練習が入っていく。
気がついた時には既に目黒パーシモンのステージの上に、自分たちは立っているに違いない。



考えられる時間があるのは今この時だけ。
悩める時間があるのも今この時だけ。

本当に動き出したら、すべてを振り切って最高のステージへ向かって走らないと、
走り続けないと目指すものはつかみ取れない。



最高のステージ、そこへきっとたどり着いてみせる。
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by ryo-ta-n | 2005-12-30 05:04 | ダンス  

Riverdance

もう先月の話になっちゃうけど、Riverdanceを観てきました。


いやぁ、前回の来日公演で感動しまくりだったから、今回は二回も行っちまったよ。
リピートした公演なんて久しぶりだな。
勿論、リピートするに値する公演だったけど♪


どんな公演だったかっていうと、あまり先入観に捕らわれてほしくないのと
俺の表現力が追いつかないくらいの感動だったので、敢えてあーだこーだとは書きません。
すんまへんね。



ところで今回の公演、日本人のダンサーさんが一人混じっていたんだけれど
そういう人がいること自体はチケットを取る段階でプレイガイドの特集記事で知ってたんよ。

まぁ、その時は日本人だから日本公演でクローズアップされるのは当たり前かなー
くらいにしか思ってなかったのね。
『脱サラしてちょっと年のハンデはあったけど、アイルランドに渡って成功しました』
くらいの軽めのことしか書いていなかったし。
その時は、ふーん、というのが正直な感想だったんよ。

でも、実際にステージを観ると、その人が日本人とか忘れてしまうくらいとても上手くて、
というか、上手いのと、更にその人の雰囲気がガンガンに出ていて、とても感動したのね。
そう、鳥肌が立つくらいに。


それで帰ってきて、Riverdanceの英語のオフィシャルサイトを開いたらなんとそこにも
その人の特集記事が組まれていたんよ!
「日本人だから日本の記事で」っていうのはとんだ見当違いで、全世界向けの記事でも
特集を組まれてたのさね。

その記事をかいつまんで書くと

その日本人のダンサーさんは林さんっていうんだけれど
林さんは26才でRiverdanceの前回の来日公演を見て、
27才で会社を辞めて単身アイルランドに渡ってアイリッシュダンスを習おうとしたんだけど、
どこのスクールに行ってもダンサーにしては年もいってるし、初心者だし、英語もカタコトだから
全然とりあってもらえなかったそう。
それで、教えてくれる人がいないからアイリッシュダンスのビデオを研究しては踊ってみる
っていうのをずっと続けて、時には路上でパフォーマンスなんかもしていたんだって。
そんな風に初めのの9ヶ月は過ぎていって、自分がこのままでいいのか悩んでいた矢先
元Riverdancerの人のワークショップに行ったらその人の目に留まって
それがきっかけでその人に個人的に教えてもらえるようになったんだって。
それからは世界選手権で優勝したり、スペシャルオリンピックゲームのセレモニーに出演したりして
そして今回念願のRiverdancerとして世界を回るっている。



あぁ、そうか、自分はこの人の情熱に打たれたんだなぁ、と読んでて思いました。


ダンサーにはスキルも必要だけれど、それと共に絶対に忘れてはいけないものが
情熱だと、俺はずっと前から思ってるのね。
スキルが凄かったら観ている人は感動するのかっていうと、全然そんなことはない。
そのパフォマーが何か違うこと考えていたり、踊っていて醒めていたりすると
どんなにすごいスキルを見せられても、観ている人間はつまらない。

逆にスキルは改善の余地があっても、もしそのパフォーマーが真剣で
これを伝えたい!これを表現したい!とか思っていたりすると、観ている人は
少なからず、何かを感じ取るものだと思っているのさね。

今回のステージで俺が林さんの何に感動したっていうと、それは単身でアイルランドに
わたった時から培われてきた覚悟と、食えなくなるかもしれないリスクにひるまなかった
ダンスへの情熱だと、俺は思う。
そういう覚悟だとか情熱とか想いが、ステージの上では雰囲気だとか迫力といったものに
カタチを変えて、観客に届くんだと思う。

勿論林さん以外のダンサーさんもそういった情熱はきっと持っているわけで
結果として、ステージそのものを感動的にしているんだと思う。



自分達は職業でダンスをやっているわけでもないし
この先職業としてダンサーになるというわけではいけれど
今までの公演で色んなお客さんが「感動したよ!」って言ってくれるのは
きっと自分達にはスキルはプロ並になくても、情熱とか想いはプロ並にあるからじゃないかと
俺は信じてるわけです。

振りが上手く踊れなかったり、公演の内容を決めるのに仲間同士で衝突したり
腐ってしまうときは時々あるけれど、それでもこの情熱は
絶対になくしてはいけないものだとこの公演を観て思いました。


次にまた来日したら、絶対また観に行きたいと思います☆
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by ryo-ta-n | 2005-11-08 00:31 | ダンス  

無意識のうちの妥協

最近踊ってて思うんです。


実は俺、今妥協してないか?


もちろん手を抜いたりなんかはしてないんだけど、もっともっと
頑張れるんじゃないかって思うんだよねー。

レッスンが終わって近頃必ずやるのは
「今日、お前は本当に100%の集中力で100%の力を出して踊ったか」
って確認するのさね。

集中してなくて100%の力を出せるかっていうと、そんなのありえないし、
100%集中してても力を出し切れないで終わることもあるし。

なんにでも言える事だとは思うんだけれど、ある程度のところまで量をこなしてきたら
次はちゃんと質のことも視野に入れてやっていかないと立ち行かなくなるじゃん。

多分に人は意識しないと無意識的に妥協をしてると思うし、
意識的にその無意識の妥協をどうにかしようと頑張れば
どこまでも限界は伸びていくものじゃないかと思うのであります。

今の自分では想像もつかないような高い集中力もきっと身につくものと、俺は信じてるのです。
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by ryo-ta-n | 2005-10-29 17:00 | ダンス  

決めた

本日、法医学の(再)試験を受け終わって、決めたことが一つ。



今年の12月公演、降ります。



配置まで決まってる今更で、本当に皆には申し訳ないのだけれど
でも、やっぱり出るからには踊りこみに踊りこみを重ねて
ちゃんと通しやドレリハにも出て、ブラッシュアップもして
衣装も自分で作って、完璧にして出たい。

でも、残念だけど自分には今それに充てる時間がない。

中途半端なままで本番は絶対に迎えたくない。

一生懸命な皆と舞台に立つなら、それは当たり前のことだと思う。



悩んだけれど、決めた。

この先WISHに戻るかどうかは、戻れるかどうかは、戻らせてくれるかどうかは
全然予想できないことだけど、やっぱり戻りたい。
だから今は自分がやらないといけないこと、やれること、それを一つ一つこなしていこうと思う。


みんな頑張って。
そして、ごめん。
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by ryo-ta-n | 2005-10-06 23:57 | ダンス