カテゴリ:雑記( 244 )

 

無題

誰かの一番になれなかったとしても

その誰かが苦しんだ時に

たとえ皆が見捨てたとしても

最後までそっと支える

そんな人間で、私はありたい



たとえ、気づかれなくとも

そっと、傍らに
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by ryo-ta-n | 2011-10-01 06:00 | 雑記  

無題

季節を探る
どこまでも続く輪の中で

季節が移ろう
風の音、雲の色、光の匂

季節が巡る
出会い、逸れ、亡くす

元の座に戻る時
流した涙は、輝きの種を養い
苦しんだ心は、輝きが根を伸ばす土となり
悲鳴をあげた痛みは、輝きの鮮やかさを教えてくれる
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by ryo-ta-n | 2011-08-12 03:43 | 雑記  

無題

貴方のことを毎日考えては
言葉に綴りきれない想いが生まれ
何かに縋ろうとしても
結局は全てが零れ落ちていく

夏雲奇峰多く
白南風に乗せてこの思いの丈がわずかでも届けばと
叶いもしない願いと知りつつも
遠く山向こうに手を合わせてしまう

貴方への想いは止め処なく
貴方は陽炎の如く彼方へ
時は記憶だけを残して流れていく
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by ryo-ta-n | 2011-07-18 12:17 | 雑記  

無題

恐怖から逃れようとして

君を理解しようとせずに

君の隣で笑っていたことが

やっと、申し訳なかったと思うようになりました



僕が消えたことで

君の生活に、縦えたった一つでも

心安き何かが増えたのならばと

為ん方無く、虚ろながらに過ごしている次第です



君の許に吉事の流れがありますように
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by ryo-ta-n | 2011-05-30 00:08 | 雑記  

無題

気が付くと空を見ている

抜けるような青い空でも
吸い殻色の曇空でも
溜息と安堵の入り混じる雨空でも
どんな空でも、見上げている

迷子であることを否定し続けた迷子は
帰り道を探して今日も空を見ている

もといた場所はどこなのか
抱きしめてもらいたい人の所在はどこなのか
果ては自分が今どこにいるのか

日が昇り、日が暮れて、季節が巡り、年を重ね、少しずつ全てが変わっていく

青嵐の薫る頃に雨露に撫でられながら、
遙けき冬に残してきた記憶が、もう消えてしまった帰り道のあった場所を
今更ながらに埋められない心の洞に、知らないうちに届けてくる

遠い遠い、昔の話
遠い遠い、迂路の話
遠い遠い、それでも忘れられない昔の話
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by ryo-ta-n | 2011-05-28 02:10 | 雑記  

無題

人生で最も難しいことは忘却することだ。
愛着を通り越して、愛惜を覚えるにまで至った出来事は殊更に難しい。
それでも私がまだ前に進もうとするのは、
恐らくはまだこの世界のどこかに消化しきれない膨大な未練と、
そして僅かな希望を抱いているということなのだろう。

季節はゆっくりと、けれども確かに次の時へと全てを運んでいく。
秋から胸に潜めた思い出の形見は、
しばれる厳冬を抜け、朧の中でとうとう手放すべき所在を失い、
気が付けば立夏の節目に至っても、尚零れ落ちることはなかった。

どれ程の言葉を重ねて、どれ程の形見を眺めても、全ては独りよがりなだけで
この距離はもう塵一つ分でさえ縮まり得ない。

こうやって私はまた次の季節へも、その更に次の季節へも、
後生大事に形見を手放さずに独りで歩いて行くのだろう。

願わくば私一人だけが形見の所有者ではないよう祈りつつ。
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by ryo-ta-n | 2011-05-05 15:25 | 雑記  

無題

花散る影に貴方を描き
曇る空に私は時を止める

花の塵が舞い上がり
埋めた記憶が再び息吹き始める

流した悲しみに浮かぶ花筏
戻り得ない枝は昔日

どこまでもが桜吹雪
どこまでもが終わりを告げる

全てが去ったならば
枝は新たな葉を宿す

晩春
今宵も私は終わりから始まりの隙間を
ただ彷徨い続ける
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by ryo-ta-n | 2011-04-09 00:27 | 雑記  

無題

街角の桜が芽吹き始める

あなたは今年も花見に行くのでしょうか

もしも一時、花の影にでも私を思い出してくれたならばと

蕾に想いを馳せるばかりです



遙けき春はもう匂い立つまで傍に

近かりしあなたは遙けき思い出の中に

惜しんでばかりの私は余寒の中で

ただただ想いを馳せるばかりです



穏やかな日常がありますように

実りある春がありますように

季節の外れで願いましょう
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by ryo-ta-n | 2011-03-31 02:10 | 雑記  

無題

指先にまで願いを込めて

爪先にまで想いを込めて

生きてきた全てを以て

私は踊る



私を離れて一つの作品という

容のない活きた空気となる

その瞬間私は自由であり

言葉をも凌駕する



刹那の命の閃光の後

私の歩いてきた道で

巡り会えた全てのことに

感謝をせずにはいられない
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by ryo-ta-n | 2011-03-28 20:15 | 雑記  

無題

駅前のスターバックス

キゴ山の人の気配のないプラネタリウム

環状線

港の市場

エレベーターを降りて一番奥の部屋

気だるそうな店員とハントンライス

コンビニで買ったROOTSの缶コーヒー

天ぷらを食ったデパートのお歳暮売場でつまんだ柿のゼリー

駐車場でバッテリーがあがってしまったレンタカー

人でごった返す兼六園の入り口

城の南西の石垣

夕飯の焼鳥屋でもらったレモンのラムネとハローキティの飴

卯辰山



今でもいくらでも思い出せる

でも、いくら思い出しても、もうあなたとの距離は縮むことがない

記憶の中にしまってある、束の間に見させてもらった夢の中に、日ごと彷徨い続けてしまうだけ



それでも、私はあなたを想い続けるでしょう

あなたが息災でありますように

あなたの笑顔が絶えませんように
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by ryo-ta-n | 2011-03-25 01:24 | 雑記