無題

一人きりの真っ暗な部屋の壁際に座り込んで
ぼんやりと明後日のほうを見遣って、そして目を閉じる。

心の中から湧き出た想いという想いの一つ一つが
僕の頭を壁へ、壁へと押し付けていく。

悲しいことなんて何一つない。
悔しいことも何一つない。
感じることなんて、何一つない。

涙の中に本音を閉じ込めて、この部屋いっぱいに君を満たしていく。

空が白む頃には、君の夢を見てしまうに違いない。
でも、今少しの間だけでいい。
何もかも忘れて、自分の命さえも忘れて
この心地よい闇の中に僕を溶かしていこう。

明日も進まないといけない道が、僕の前に伸びているから。
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by ryo-ta-n | 2008-05-04 19:21 | 雑記  

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