無題

もしも僕が生まれた時から
目が見えなくて、耳が聞こえなかったら、毎日はどうだったのだろう。

光が見えなくて、水の流れる音も分からない。

でも、目の前で繰り広げられる自分とは一見関係ない世界の
赤く吹き出す血液や、心を切り刻んでいく言葉、
傷ついた人々のうつろな表情と呻き声は
本当に自分とは関係ない世界のことになるんだろうか。

逃避したことへの罪悪感を一切感じることなく、外の世界から
自分を守ることはできるのだろうか。

所詮は不謹慎な妄想に過ぎないが、
私の心は毎日に押しつぶされかけている。

あぁ、いっそ人の痛みが全く分からない悪魔になれたなら、どんなに楽だろう。
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by ryo-ta-n | 2007-11-17 23:51 | 雑記  

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