本当の自分を出したい。
ドロドロと暑さで溶けてしまった飴玉のような自分を。
真っ黒な喜びをこの口で叫んでみたい。
手に触れたもの全てを叩き壊しながら。

でも、僕を取り囲む全てが、僕を目に見えない何かの中に押し込めている。
透明で蹴り飛ばしても音も立てなければヒビも入らないそれは、
例えるならば全てを否定するビン詰め。

いや、もしかすると僕自身が僕自身を否定したいのかもしれない。

僕が、本当の僕として日の当たる場所に立つ日がくることはあるのだろうか。
もし来るならば、それは僕が自分自身をこの手で殺す日だと、そう思う。
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by ryo-ta-n | 2007-04-30 03:21 | 雑記  

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