川岸の土手にて

本当は好きだと言ってみたい。
本当は手をつないでみたい。
本当は壊れるくらいに汚してやりたい。

この口はくちびるを求めて
この耳は吐息を求めている。

でも、どうせ自分のものにはならないことくらい君と会うずっと前から知っていたから、
僕はここから動かないでいよう。
好きであれば好きなほど、その後に刻まれる傷は深く、そして悲しいくらいに醜いから。

この渇きは誰かの魂で癒される。

僕は鉄壁の独り。
心は春を拒んだ厳冬で涙をこぼし続ける。
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by ryo-ta-n | 2007-04-14 01:02 | 雑記  

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