傍にいさせて

俺の顔に俺を見るんじゃなくて、
俺の顔に他の誰かを思い出したとしても、
傍にいさせて。

俺が知らないその誰かでしか、
君の傷口に手のひらを当てられないのなら、
俺は知らない鼻歌を歌おう。

俺が俺であることをやめて、
君は俺にその誰かを重ねていくとしても、
傍にいさせて。

俺が君の瞳の向こうの誰かを憎んだとしても、
君が平穏でいられるなら、
この目を閉じてしまおう。

全てを捨てて、
何も残らないとしても、
傍にいさせて。

愚かしくていい。
報われなくていい。

君の傍にいさせて。
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by ryo-ta-n | 2006-11-20 00:39 | 雑記  

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