彼岸

細い煙がくゆり、朝の涼しい風が吹く頃。
あの世とこの世を思い、故人を懐かしむ。

張り詰めた毎日から、彼岸のほうへと引き込まれてわずかに楽になる。
墓へと花を手向け、手を合わせて人は何を願うか。

夕の虫の音が月に映え、私は煙に紛れて静かにくゆる。
今この時、自分は此岸にいることを忘れぬように。
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by ryo-ta-n | 2006-10-05 01:05 | 雑記  

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