星の下で眠る

僕たちはそれぞれがそれぞれの星から

この広い世界を眺め、憂い、愛し、自分の姿を投影している。

その影は時に薄れ、そして消滅し、

僕たちは狂気の静寂に包まれていく。

ある者はその闇に飲まれ、自分を見失い、

あるものは世界と同化すると信じて自分を探すことをやめる。



僕は今日、夜空を眺めてみた。

昨日の夜空も眺めていたし、一年前も、もっと前も夜空を見ていた。

自分とはいったいどこにあるべきものなのか。

この吸い込まれそうな黒い空に自分を探してみた。

その答えは未だに見つかってはいない。

ただ、自分の影がこの世界から消えてしまったとき、

それは自分が消えてしまったわけではないことに気がついた。




影が見えないのは、消えてしまったからではない。

この広い世界の中で、自分の足元へと戻ってきたに過ぎないことに、ようやっと気がついた。

自分は一つの生命であると共に、この広い世界の一かけらであり、

そして広い世界そのものに過ぎない。





僕の目は今、この世界の向こうを探す旅に出た。
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by ryo-ta-n | 2006-08-07 01:23 | 雑記  

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