無題
気づかぬうちに、私を刎ねて
瞬きのうちに、私を刎ねて
私が何かを感じる前に、私を刎ねて
忘れかけていた
忘れようと努めていた
でも、最後に手を振りあった場所で
イヤホンから静かで人恋しい曲が突然流れるものだから
私は互いの髪が真白くなるまで
傍にいたいと願っただけ
その願いが今、私の首を締め
心を刺している
繰り返し、何度も、何度も
私を刎ねて
知らないうちに、私の毎日から
あなたごと、私を消し去って
この頭が白くなるまで
きっと私はあなたを待ち続けてしまうから
瞬きのうちに、私を刎ねて
私が何かを感じる前に、私を刎ねて
忘れかけていた
忘れようと努めていた
でも、最後に手を振りあった場所で
イヤホンから静かで人恋しい曲が突然流れるものだから
私は互いの髪が真白くなるまで
傍にいたいと願っただけ
その願いが今、私の首を締め
心を刺している
繰り返し、何度も、何度も
私を刎ねて
知らないうちに、私の毎日から
あなたごと、私を消し去って
この頭が白くなるまで
きっと私はあなたを待ち続けてしまうから
by ryo-ta-n | 2013-08-11 01:05