無題

遠くで雷が光る
なにも見えなくなっていた夜に
ほんの一瞬だけ
隠れていた全てを呼び起こす
忘れていたこと全てを呼び覚ます

忘れようとして、忘れられず
捨てようとして、捨てきれず
それならばと文字にして夜毎沈めても
結局は、すぐそこ、胸の内に
形を、匂いを、温もりを変えずに
ただただあり続ける

夏が止まる
雨の中で全てを浮かび上がらせて
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by ryo-ta-n | 2012-09-12 02:11 | 雑記  

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