無題

今日が間引かれて、明日が育っていく

過去が間引かれて、未来が芽吹いていく

間引かれた時間は、想いを描くための苗床になる



どんなに大切に想った人も、場所も

昼と夜を繰り返すうちに静かに欠けていく



冬はいつも秋に輝いた命を迎え入れるための季節

冬はいつも春に歩き出す命を送り出すための季節

降り積もる雪は、全てを白く包んでいく



どんなに留めておきたかった足跡も、後姿も

音さえも飲み込む白に覆われていく



師走、大晦日、年の末

また一つ暦が千切られる

明日へと向かって
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by ryo-ta-n | 2011-12-25 16:31 | 雑記  

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