無題

たとえばそれは笑顔だったり
たとえばそれは口癖だったり

一つ浮かんでは消えて
消えてはまた一つ浮かんでくる


たとえばそれは肩口の痣だったり
たとえばそれは車のラジオから流れた歌だったり

いつの間にか記憶しただけなのに
忘れようとしても頭から出ていかない


たとえばそれは真っ白な雪だったり
たとえばそれは一瞬の晴れ間だったり

いつまでもそこに留まらないのに
いつでもその情景が思い出せる


泡の一つ一つがそういうものを包みこんで
浮かび、弾けては心に突き刺さり、そしてまた次が浮かぶ
何もかもを飲み込んでしまおうとしても辛く、そして切ない

黄金色のジンジャエール
たぶん僕は、いくつになってもこの味が好きだと思うし
いくつになっても、この味は辛いままだろう
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by ryo-ta-n | 2011-01-08 00:39 | 雑記  

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