無題

納得という二文字をおざなりにしたまま、毎日は淡々と過ぎていく。

さりとて、もしも全ての時間に納得というものが付きまとうとすれば
毎日はおよそ険しく、誰もが人生というものに絶望してしまうだろう。

緩やかに紡がれる自らの思考が、茫漠とした世界の激流の中で
紡がれては千切れ、また紡がれては千切れ、いつまで経っても本来の姿を取り戻せない。

結局まとまらないままにある日ふと後ろを振り返ると、
等身大の空っぽの自分が、こちらを見つめ返している。

思わず立ちすくんでしまいそうになるのをこらえ、
何事もなかったかのように激流の中に身を投じることで
その時感じた絶望は、本当にあったものなのか分からなくなる。

そうして、また、僕らは歩き始める。


納得という二文字は、空っぽの自分の中に放棄したままで。
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by ryo-ta-n | 2009-04-19 22:13 | 雑記  

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